薬草の花

アイ

8月(葉月)

藍染めの染料。解熱・解毒作用も

南ベトナムが原産といわれ、日本には古く中国から、藍染めの染色法とともに渡来しました。写真の花の色は赤ですが、栽培品種には白もあります。

藍染め用の染料は、刻んだ葉を乾燥、発酵させてつくります。水に溶かして藍汁にし、布に入れて空気を吹き込むように混ぜると、布が藍色に染まります。

生薬としては、種子を解熱や解毒薬として内服します。毒虫に刺されたときに、葉のしぼり汁を外用として用いたりもします。

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