薬草の花

ムクゲ

8月(葉月)

開花は朝。夏を彩る花

アオイ科。世界各地で生垣や庭木として栽植され、韓国では国花として親しまれています。
花は夏から秋にかけて咲きますが、朝開くと、夕方にはしぼんでしまいます。

花は白色のほかにも、淡紅色や淡紫色、さらには絞りや八重など多くの品種があり、夏を楽しませてくれます。

薬用としては、白花種のものがよいとされています。
花、樹皮、果実を干したものを、それぞれ生薬の木槿花、木槿皮、木槿子といいます。
花は下痢止めに、樹皮は水虫、果実は頭痛などに用いられます。

ムクゲ
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