薬草の花

サンシュユ

2月(如月)

滋養強壮の果実酒になる

中国、朝鮮半島が原産。江戸時代に薬用として日本に渡来しましたが、今では鑑賞用に、庭木などとして多く植えられています。

早春に、明るい黄色の花を咲かせることから「ハルコガネ」、また、秋に赤く熟した果実がつく様子から「サンゴバナ」ともいわれます。

生薬には果肉を用い、滋養強壮、疲労回復の目的で果実酒にしたり、漢方の八味地黄丸などに処方されたりします。
足腰の冷えや腰痛があり、頻尿や残尿感があるような場合に効果があるとされています。

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