薬草の花

ダイオウ

6月(水無月)

根茎を日干し、瀉下薬や止瀉薬に

生薬名「大黄」。タデ科。起源植物は中国の四川、青海などの山岳地帯に生育するダイオウで、草丈2メートルほどの多年生草本です。
ダイオウの葉は長柄で互生し、心臓形あるいは卵円形で切れ込みが深く、花期は6~7月となります。

薬用部位は根茎で、肥大した根茎を秋に掘り取り、皮部を除いて日干しにしたものが大黄です。

瀉下薬、止瀉薬として使われています。かつては全量輸入していましたが、現在は、信州と北海道で栽培されています。

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