薬草の花

フクジュソウ

1月(睦月)

西洋医学に使われる

主に中部以北の日の射し込む林の下などに成育。鉢植えなどで栽培されます。多年草。花は1~4月ごろ。

新葉の伸びきらぬうちに、茎頂に1個つき、大きい株では、分枝頂にそれぞれつきます。鮮黄色でつやがあり、日を受けて正開します。

生薬名は福寿草根(ふくじゅそうこん)。薬用部は根および根茎。漢方では全く使わない。 西洋医学で、主として根をチンキまたは浸剤とし、ジギタリスおよびストロファンツスの補助用として使われるといいます。絶対に家庭では応用してはならないとされています。

フクジュソウ
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