ベラドンナ
4月(卯月)
美しくなれる? 猛毒の薬草
ヒマラヤ山系からヨーロッパに広く分布する多年草。
植物の液を薄めて点眼すると瞳孔が拡大し、瞳が大きく輝くように見えることから、ベラドンナ(美しい貴婦人)の名がつけられました。
全草に猛毒がありますが、その成分は医療用として、紀元前から知られていました。
葉、根の抽出液やその成分は、胃腸の鎮痙薬としてよく用いられます。また神経系に作用する薬として、医療用にも幅広く使われています。
ただし、猛毒なので素人は絶対に扱ってはいけません。