薬草の花

ジンチョウゲ

3月(弥生)

強い芳香が特徴。うがい薬にもなる

常緑の潅木で、花は3~4月に枝先にまとまって咲きます。原産地の中国では瑞香と呼ばれ、独特の強い芳香が特徴。
日本には、室町時代の頃に輸入されたものと考えられます。

和名の沈丁花は、その強い芳香が沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ)の香りを併せ持つことから1字ずつとってつけられたといわれます。

民間薬としても使われます。花を日干しにして煎じた液を、歯痛や口内炎、のどの痛みなどに、うがい薬として使用したり、服用したりします。

ジンチョウゲ
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